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ライカⅢfセルフタイマー付きのレストア(3) [カメラ修理]

3.軍艦部カバーの外し方
距離計対物レンズの飾り環をはずします。
対物レンズを外します。
巻き戻しノブ根元のビスを外し、視度調整レバーのカニ目を外して分離します。
イモネジを緩めてシャッターダイアルを外します。
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巻き上げノブを外す。巻き上げと逆方向に回せば外れます。巻き上げノブの胴にあるとめビスは外さないこと。このビスを外しても巻き上げノブが分解されるだけです。再組立ては結構面倒で、実りのない回り道になります。
DSCN5172_R.JPG
DSCN5211_R.JPG
DSCN5173_R.JPG
Rレバーを外す。スペーサーがあるのでなくさないこと。
ファインダー接眼部を外します。接眼レンズが取れやすいので、なくさないように注意します。
アクセサリーシューを外します。ネジ4本。
さらに、上カバー前面のネジ2本を外して上カバーが外せます。
4.距離計を外す。
距離計ころレバー下のファインダーブロック固定ねじを外します。2本。距離計ブロックのプリズムカバーを外します。板バネ、プリズムなどを外すと、その下に距離計ブロックを固定しているマイナスネジ2本があるので、これを外します。フィルム室の奥にも固定ねじが1本あります。
フリーになったファインダーブロックは、知恵の輪を外すようにしてシャッターユニットから外せます。
DSCN5186_R.JPG
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DSCN5188_R.JPG
DSCN5203_R.JPG
後幕スプリングドラムとスローガバナーを連絡するカム付きのギアを外します。これでやっと向かって左側の、スプリングドラムを覆う遮光板を外せます。押さえ金具は下3本、上に本のビスがあります。
下3本のネジは、シャッターの感触に大きな影響があるので、組み立てるときには、自分の好みに合った締め具合にします。


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