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モーターと駆動回路ごと交換する(その2) [スカイメモ]

次に問題となったのは、モーターの取り付け穴の位置が違うことです。
オリジナルのモーターIMGP0079_R.JPG
MD-5のモーターIMGP0048_R.JPG
グラインダーで、MD-5モーターの不要な部分を削り、
IMGP0049_R.JPG
厚さ1mmのL金具を加工してモーターに取り付け穴を移動させることにします。これもボール盤とグラインダーで加工。精密さと程遠い、日曜大工的工作全開です(*^-^*)>"。IMGP0051_R.JPGIMGP0053_R.JPG
モーターを取り付ける前に、スカイメモ本体のウオームホイルの当たり具合を確かめてみると、全周にわたってほぼ均一の滑らかな手ごたえでした。IMGP0057_R.JPG
ここは、触らないことにします。ここからさらに試行錯誤して、モーターの取り付け金具の位置決めをし、モーターと新しい歯車二つを、なんとか元のハウジングに収めることができました。IMGP0067_R.JPG
交換した歯車同士には、若干の遊びがある状態で位置決めをしました。さらにハウジングに収めるために、厚み12mmのギアを、2mmほどグラインダーで削りました。ノギスを当てながら作業しましたが、御覧のとおりの素朴な出来栄えです。
IMGP0061_R.JPG
IMGP0073_R.JPGモーターの配線をコネクターにはんだ付けして終了。恐るおそる電源をつないで、スイッチを入れてみると、コトコトと回りだしました。結果的に8倍速がついたスカイメモになり、わずかながらも、性能が向上したことになりました。肝心の追尾精度の検証は、現在、とても寒いので、暖かくなるまで持ち越しになりそうです{{(>_<;)}}。

モーターと駆動回路ごと交換する(その1) [スカイメモ]

対策2.PICマイコンで、駆動回路を自作する。
先人が、Mizar MMD- Qzのコントローラー(使用されているICは、スカイメモと同じものでした)を作り、プログラムも公開されています。応用範囲も広く、将来性もある方法ですが、アセンブラなど異次元の言語の理解は、回路図もろくに読めず、電源をつなぎ間違えるような当方には、ハードルが高すぎます。いまからもう一度、受験勉強をするにも等しい労力が必要であろうと推測されます。おそらく途方もない時間がかかり、修理の意欲が失われてしまうことさえ考えられます。ということで断念。将来の課題にしました。
そこで現実的な、
対策3.モーターと駆動回路ごと交換する、です。
スカイメモオリジナルのモーターは、三龍社製(?)の直径42mm、減速比1/500で、出力軸は3mmのものです。IMGP0079_R.JPG
手元には、ビクセンのMD-5コントローラーと、モーターの手持ちがありました。144枚のギア用で、モーター本体(Nippon pulse motor Co.LTDのPF42-48G、減速比1/300)の直径も42mmで同じです。なにぶん、古い製品なので、動作するかどうか不安でしたが、電源をつないでみると、きちんと動作します。将来性はないものの、当方のスキルを考えると、これを移植するのがもっとも妥当な選択であり、落ち着くところに話が落ち着いてしまうことになりました。IMGP0048_R.JPG
さて、必要な部品を手配しなければなりません。スカイメモに元から付いている平歯車は歯数32、モジュール1(軸径6mmと3mm)です。モーター交換に必要な出力軸5mmの平歯車は見つかりませんでした。特注も中心穴の縮小には対応しないとのこと。中心穴3mmの歯車をボール盤で5mmに加工しましたが、精度の面で不安があり、使用は断念。IMGP0081_R.JPG
そこで、2枚とも変更して、歯数40モジュール0.8の歯車を使用することにしました。これなら出力軸6mmと5mmの両方がそろいます。ただし、厚みが12mmあり、本体ケースに収めるには、モーターに取り付ける歯車を、2mmほど薄く削る必要があります。

コントローラーの修理を試みる [スカイメモ]

考えられる対処法は3つです。いじり壊しの経験を多々積み重ねてきたので、本体は加工しないのが当方の原則です。
考えられる対応策は、以下の3つです。
1.コントローラーのICを入れ替えてみる。
2.PICマイコンで、駆動回路を自作する。
3.モーターと駆動回路ごと交換する。
なるべくオリジナルを変更したくなかったので、まず、対応策1をトライしました。
コントローラーのカバーを開けてみます。IMGP0027_R.JPG
IMGP0029_R.JPG
使われているICは4つです。
調べてみると、4つあるICのうち3つ(TD62004AP, TC4013BP, TC4011BP)は日本国内で販売され入手可能でしたが、のこりひとつ(TC5036AP)は入手不可能でした。さらに調べてみると、中国のアリババで、ウクライナ製のTC5036APが販売されていました。当方も先方もやや怪しい英語でやり取りし、なんとか注文できました。China Postで(到着に時間がかかるとのただし書き通り)、3週間かかって到着しました。
IMGP0023_R.JPG
IMGP0026_R.JPG
ここから丸三日を費やし、4つのICをすべて交換しましたが、モーターは作動せず。もうひと押し、コンデンサ(?:判別不能なのが当方の電子技術のレベルです)まで入れ替えればよかったかも、と後日、思いましたが、その時には、すでに気力が尽きていました(´ε`)。

スカイメモが壊れた(壊した) [スカイメモ]

ある晩、食事をした後(飲酒そこそこ)でスカイメモに何気なく電源コードをつないだ時に悲劇は起こりました。スカイメモのACアダプタからつないだつもりが、となりにあったDCワーク(12V)のプラグをつないでしまったのです。すぐに気がつき、本来のプラグをつなぎましたが、音なし….(-""-;)…頭の中では、.酔いがさめる音)。
調べてみると、この時代のコントローラーは保護回路がなく、電源つなぎ間違いによるLSIの故障が多かったとのこと。やってしまったv(≧□≦)v。
こんな替え歌が頭に中をかけめぐりました。
ヤフオクで落としたスカイメモ、きちんと動いてたスカイメモ、違った電源つないだら、壊れて動かなくなった、どーしよ、どーしよ、パッカラマド、パッカラマド、パオパオ(以下略)
IMGP0065_R.JPG
これは修理後の姿です。壊した直後は、記録する余裕もなかったのです。ここから修理の物語が始まります。
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