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井戸ポンプを交換する [山小屋]

山小屋の井戸ポンプが故障しました。初めは、水漏れの程度も軽く、コネクター部分のシーリングの劣化だろうと軽く考えていたのですが、漏水が止まらず、ついには噴出するようになってしまいました。調べてみると、シーリングのへたりなどではなく、部品の破損でした(´_`)。小屋創建当時からの井戸ポンプで、とっくに廃番で、交換部品などあるはずもなし、交換しかありません。ポンプの値段を調べてみると、ネットで検索した安いもので4万円から、さらにプロにお願いすると、人件費こみで軽く10万円オーバーとなりそうです。せいぜい天気の良い休日にしか使わない設備なのに高すぎます。ということで、DIYすることを決心。あらためて井戸ポンプをネットで検索すると、Yahooショッピングで、「電動井戸ポンプ,小型ハイパワー,自動給水,給水深8m,100V50/60Hz【送料無料】【即納】12800円」というのが見つかりました。Yオクでも出品があるようです。
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あまりにも安いので、いぶかしく思い、購入者のレビューを見てみると、中国製で、取扱説明書はなし、接続する方向がわからず戸惑ったが、接続できれば十分使用できると書かれていました。交換作業が手に余って、新品なのに不用品(°_°;)をいきなり抱え込みかねないという不安はありましたが、この値段なら、使用できなくてもダメージは何とか許容範囲だし、DIYできないとわかったら、あきらめてプロに頼めばよい、と思い切り、注文しました。
新旧のポンプでは、吸水側と吐出側の位置関係が違うので、塩ビパイプの工作が必要です。塩ビパイプの接続法など丁寧に説明してあるサイトを参照しつつ頭の中で完成予想図を思い描き、手順をシュミレート、必要と思われる接続用の塩ビ管、エルボー、継ぎ手、接着剤、止水テープなどを購入しました。700円ほど。
このポンプにはスイッチや調節部分はなく、コンセントを差し込めば始動、使わないときはコンセントを抜くという潔い機械でした。吸水側と吐出側の判別は、ファンの回転方向が本体に刻まれているので、理解したつもりでした。そのときは。
休日には雨が降ることが多く、やっと作業できそうな天候になったある日、山小屋に向かいます。古いポンプを取り除き、
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新しいポンプを据え付け、吸水側、吐水側に購入してきたパイプ、継ぎ手などで配管を終了。
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確認しながら慎重に作業した(つもり)ので所要時間は2時間ほどでした。接着剤が乾くのを待って、スイッチオン。元気にポンプは回り始めました。しかし、水は汲み上げられず….。呼び水が必要かと思い注入するもダメ。DIY失敗かと暗い気持ちになりながら、あらためてポンプ本体を確認すると、ファンの回転方向の下に水の向きを示すと思われる→を発見しました。逆接続か、やってしまった_| ̄|○。でもまだ打つ手のある不都合なので気を取り直します。
これまでも、一度でスムーズに物事が進むという経験には、あまり恵まれなかった人生なので、注意力がないのは十分自覚しているし、さいわい不注意という試練にめげない我慢強さ(鈍感さともいう)も持ち合わせているので、気を取り直して、片道10㎞ほどはなれたコメリにむかい、改めて部品を購入しました。
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一度実習しているので、再施行は順調に進み、1時間もかからず接続作業を終了しました。明らかにスキルアップしていると、やや苦い自己満足。一度目の失敗を糧にして経験値がアップしたと思うことにします。失敗時の写真とポンプの向きがさかさまになっています。
コンセントを差し込むと、ウィーンという元気な音とともに、吸水開始。蛇口をひねるとポンプが回って水が出る、当たり前の事ですが、はじめて水が出たときは少々感動しました。費用は1万4000円ほどでした。

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山小屋の維持費 [山小屋]

一年間の、山小屋の維持費は、固定資産税18900円、月々の電気代が平均1500円ほどでした。ひと月あたり、3000円ほどが固定費です。そのほか、外壁の防腐剤塗布、草刈り機、ウォシュレットの購入取り付けなどDIYの手間と費用がありますが、思ったほどの負担ではなく、DIYも結構楽しいものです。
梅雨が来る前に、キツツキに穴をあけられてしまった外壁の修理と、
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防腐剤塗布を行いました。
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この色あせた外壁に、
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刷毛とローラーで塗布します。
雨降りの日には、あまりの大きさに手付かずだった、Habble Opticsの16インチドブソニアンを組み立てて、梅雨明けに備えようと思っています。超円高だったころに購入して、あまりの大きさに開梱もせず、もてあましていました。玄関先に巨大な段ボール箱が置き放しだったので、家族の評判は非常に悪いものがありましたが、やっと居場所が見つかった感じです。
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中古の山小屋を購入する [山小屋]

縁あって、ある方から中古の山小屋を譲っていただきました。N県南部の標高1200mほどの山間にあります。この2,3年はほとんど使用されていなかったそうです。御覧のような外観で、まわりには、草木が生い茂っています。
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我が家から高速道路を使って、1時間半ほどで行けます。あまり遠いと、なまけものゆえ使用頻度が下がるし、夜空が明るいのでは、わざわざ購入する意味がありません。現地より奥には、住宅はなく、近接する道路も、夜はほぼ車が通りません。ということで、この夏前に購入しました。
星に興味がなく、虫が嫌いな家族は、このできごとに冷淡でしたが、強い反対はありませんでした┐( -“-)┌。
建物周囲には樹木があり、ベランダからの視界は良くありません。駐車場からの視界は、御覧のような状態です。木々の間から北極星が見え、南の空はそれなりに開けています。
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まず、建物周囲の草刈りです。Amazonで、電動の刈り払い機を購入し草刈りに汗を流しました。
次は、井戸水をくみ上げるポンプの故障とトイレ下の水道管破裂の修理です。これは手に負えないのでプロにお願いしました。これで炊事とトイレが解決したので、何とか泊まれるようになりました。
後はなるべく自分で日曜大工をすることにしました。簡易水洗トイレの水漏れを修理し(ロータンクが割れていたので、タンクを使用せず、水道に直接、散水栓のシャワーノズルを付けて洗浄することにしました)、ウォシュレットを自分で取り付けました。
また、カビ臭いので、床下に換気扇をつけ(くみ取りトイレ用を流用)、ロフトにも換気扇をつけました。風呂は、プロパンガス湯沸かし器が故障していたので、車で10分(距離は9Kmくらい)ほどのところの村営の温泉(600円)で入浴することにしました。しかし、夏の間は、天候が悪く、初めて星を見られたのは、シルバーウィークになってからでした。
木々の間からはじめて見た星空は、見慣れた光害に汚染された空と違って星の輝きが強く、1等星と2等星の区別がつかず、はじめは星座の形が分からないほどでしたヮ(゚д゚)ォ!。頭上のはくちょう座からペルセウス座にかけて、うっすらと銀河が見えました。
まずは、星座ビノと、HEQ-5用の基板とモーターをとりつけたSE赤道儀に載せたVMC20cmで、のんびりと星身を楽しみたいと思っています。

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